抑えきれない「小沢一郎」待望論…

辞意を表明した菅総理が居座れば居座るほど、政権奪還をめざす自民党と、政権交代を成し遂げた真の民主党を目指す「小沢一郎」の出番を作ることになっているようだ…。

 

「菅VS小沢」の代表選においても、あれほど菅直人を持ち上げ、あれほど小沢一郎タタキをしたマスコミは、インターネット上での「小沢待望論」や、田原総一郎が「朝まで生テレビ」において行われた「ポスト菅」の視聴者ランキングでトップになった小沢一郎には触れもせず、ランキング2位以降の候補者にスポットを当て、あえて小沢一郎を「無視」したことからも、マスコミは世間でジワジワトと「小沢待望論」が浮上してきていることを恐れていることが推察される。

 

政権交代を実現した、400名を超える民主党国会議員を二分して戦った民主党代表選では、マスコミを筆頭に、東京地検特捜部と、菅・仙谷・前原・岡田氏ら民主党有力者は、検察審査会を悪用しながら徹底的に小沢一郎を叩いて国会から抹殺しようとした。そんな状況下での代表選挙でありばがらも、菅グループは国会議員数で小沢グループと僅差であった。

 

あれから約一年。菅総理とそれを支える執行部の仕事ぶりは、政権交代のチャンスを与えた国民の期待を失望させたのは自明である。 今、崩壊寸前の政権交代を果たした民主党をもう一度束ね、国民の信頼を取り戻せる新リーダーは、少なくとも菅グループでも、現執行部でも、「政治とカネ」を武器に熾烈な小沢タタキをした人たちの中にもいるはずがない。「小沢一郎だけには総理をやらせたくない!やらせてはいけない!」と言って陥れた菅グループの次は、叩かれた「小沢一郎」しかいないのではないだろうか。